
水都大阪 ホッとな ニュース&ブログ
英紙タイムズで「世界を代表する20の建造物」に取り上げられ、空中庭園展望台を目当てに日々多くの国内外の観光客が訪れる、大阪・梅田の世界的ランドマーク「梅田スカイビル(新梅田シティ)」。
近隣の「グラングリーン大阪」の開業や周辺の整備進展に伴い、大阪駅側からのアクセス環境が向上したことで、いま改めて大きな注目を集めているエリアです。
しかし、その未来的な連結超高層ビルの大部分を占める「オフィスフロア」に、一体どのような企業が入居しているのかは意外と知られていません。実はここ、日本を代表するハウスメーカー・積水ハウスの本社をはじめ、東芝の関西拠点、旧ダイハツディーゼルであるダイハツインフィニアース本社、さらに外国公館までが集まる、関西でも個性の強いビジネス拠点なのです。
「一体どんな有名企業が入っているの?」
「タワーイースト(東棟)とタワーウエスト(西棟)で違いはある?」
「周辺の開発でアクセスはどう変わった?」
今回は、そんな疑問をスッキリ解決すべく、梅田スカイビルのオフィス入居企業を調査!公開情報に基づくデータとともに、その全貌をわかりやすくお届けします。
1. 梅田スカイビルのオフィス構造と2つのタワー(イースト・ウエスト)
梅田スカイビルは、地上40階・高さ約173mの2棟のビル(タワーイースト・タワーウエスト)が、頂部の「空中庭園」で連結された世界でも類を見ない構造をしています。オフィスフロアは主に8階〜35階に配置されており、フロアや棟によって面積・形状が異なります。
東棟と西棟で、入居しているキーテナントの顔ぶれに明確な特色があるのが特徴です。
- タワーイースト(東棟): 建築主であり、この街区を象徴する大手ハウスメーカーの本社が中核を担っています。また、外国公館やエンタメ施設、ショールームなどもこちらに集約されています。
- タワーウエスト(西棟): 日本のものづくりやインフラを支える大手メーカーの関西拠点や、グループ会社のオフィスが多く置かれています。
2. 梅田スカイビルのオフィス入居企業一覧
以下は、各社公式サイトや公開情報で確認できる主な入居企業・施設です。すべてのテナントを網羅するものではなく、フロア・拠点情報は移転や組織変更により変わる場合があります。
■ タワーイースト(東棟)の主な入居企業・施設
| 主な入居企業・テナント名 | 業種・特徴 |
|---|---|
| 積水ハウス株式会社(本社) | 大手ハウスメーカー / ビル建築主・筆頭テナント |
| WILLER株式会社(大阪本社) | 移動・MaaS・高速バス関連。大阪本社は6階。 |
| 株式会社ザクティ(大阪本社/開発センター) | 映像DXソリューション・開発受託サービス。30階。 |
| 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館 | 外国公館。35階。 |
| 在大阪メキシコ合衆国名誉領事館 | 外国公館。23階。 |
| 近畿労働金庫(近畿ろうきん)梅田支店 | 金融機関。5階。 |
| WILLERバスターミナル大阪梅田 | 高速バスターミナル。1階。 |
| マツダブランドスペース大阪 | マツダのブランド体感拠点。1階。 |
| テアトル梅田 | 映画館(旧シネ・リーブル梅田)。3階・4階。 |
■ タワーウエスト(西棟)の主な入居企業・施設
| 主な入居企業・テナント名 | 業種・特徴 |
|---|---|
| 東芝 関西支社 梅田スカイビルタワーウエスト(梅田営業所) | 東芝の関西拠点の一部。東芝グループ関連拠点。 |
| ダイハツインフィニアース株式会社(旧・ダイハツディーゼル株式会社) | 舶用・陸用エンジンなどを扱うメーカー。本社は17・18階。 |
| 積水ハウスグループ各社・関連拠点 | 積水ハウス不動産の大阪中央営業所(24階)など。 |
【注目】街の歴史を受け継ぐ大手メーカーと積水ハウスの拠点
タワーイーストの象徴と言えるのが、積水ハウスの本社です。同社は梅田スカイビルの建築主であり、ビルの管理運営も手掛けています。周辺の関連拠点を含め、グループの重要機能がこの新梅田シティに集結しています。
一方、タワーウエストには、東芝の関西拠点の一部(梅田営業所など)や、ダイハツインフィニアース本社(旧・ダイハツディーゼル)など、ものづくり・インフラ系企業の拠点が置かれています。
実は、梅田スカイビルが建つ「新梅田シティ」は、積水ハウス・東芝・旧ダイハツディーゼルなどが開発に関わった街区です。現在もタワーウエストには、東芝の梅田営業所やダイハツインフィニアース本社が置かれており、街の成り立ちと現在の入居企業がつながっている点も、このビルの大きな特徴です。
また、1階に高速バスのターミナルがある縁から、MaaS事業を展開するWILLERの大阪本社もタワーイーストに入居しています。
3. グラングリーン大阪の整備で変わるアクセス環境
梅田スカイビルは、これまで「JR大阪駅から少し歩く」「貨物線沿いの地下道を潜る必要がある」など、アクセスに少し時間がかかるイメージを持たれることがありました。
しかし、周辺の「グラングリーン大阪」の開業・整備進展によって、その評価は大きく変わりつつあります。 うめきた2期エリアの整備が進むことで、グラングリーン大阪やうめきた公園方面からの歩行者動線が新たに整備され、大阪駅側から非常にアクセスしやすくなりました。
これまでの「少し離れた隠れ家的な先進ビル」という位置づけから、「最先端のうめきたエリアと一体化した、利便性の高いオフィス」へと、今後も高い認知度を保ちやすい立地といえます。
4. ビジネスだけじゃない、充実のアメニティ・文化機能
梅田スカイビルがオフィスワーカーや来客に愛される理由は、その優れた就業・周辺環境にもあります。
- テアトル梅田(3・4階): 関西のカルチャーを支える映画館(旧シネ・リーブル梅田が名称変更)がビル内にあり、仕事終わりに映画を楽しむことができます。
- マツダブランドスペース大阪(1階): マツダの革新的なクルマづくりに触れられる直営ショールームが設置されています。
- 新梅田シティ「滝見小路」(地下1階): 昭和初期のレトロな町並みを再現した飲食店街。毎日のランチや仕事終わりの飲食に困らない充実のラインナップです。
- 四季折々のイベント: 1階の広場「ワンダースクエア」では、クリスマスイベントなど季節の催しが行われるほか、過去にはメキシコ文化を楽しめる「フィエスタ・メヒカナ大阪」も開催されてきました。街区全体に活気を与える憩いの場となっています。
5. まとめ:観光地の顔を持つ、大阪駅徒歩圏の個性派ビジネス拠点
梅田スカイビルは、世界的な観光スポットとしての華やかな知名度を持ちながら、その実態は積水ハウスや東芝、ダイハツインフィニアースといった日本の経済・インフラを支える超大手が根を張る、極めて堅実でプレミアムなオフィスビルです。
うめきた2期エリアの進化によって大阪駅中心部との一体感がさらに増した今、この未来的なツインタワーが持つビジネス拠点としての価値と認知度は、今後も長く保たれ続けることでしょう。









































