『JPタワー大阪・KITTE大阪』PR事務局
歩行者デッキ1)
日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 千田 哲也)、西日本旅客鉄道株式会社(大阪府大阪市北区、代表取締役社長 長谷川 一明)、大阪ターミナルビル株式会社(大阪府大阪市北区、代表取締役社長 平野 賀久)、株式会社JTB(東京都品川区、代表取締役 社長執行役員 山北 栄二郎)および日本郵政不動産株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 山代 裕彦)は、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区において「JPタワー大阪」と同建物内の商業施設「KITTE大阪」の開発を進めています。2024年3月予定の竣工に先立ち、2023年11月1日からオフィスフロアの利用を開始し、同時に、サウスゲートビルディング2階を経由しJR大阪駅と接続する歩行者デッキが開通することをお知らせします。
歩行者デッキの開通により、駅周辺の施設と地上2階レベルでつながることで、梅田西側エリアの利便性、回遊性が高まります。今後も、2024年3月の竣工及び同年7月の商業施設「KITTE大阪」のグランドオープンに向けて、新改札口の開業などでますます便利になるJR大阪駅や周辺の街づくりと連携を図りながら、さらなる街の賑わいを創出していくことを目指します。
あわせて、「JPタワー大阪」は「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」認証の最高位「Sランク」を10月16日に取得したことをお知らせします。オフィスワーカーの健康性、快適性、知的生産性の向上に資する取組みや、安全・安心に関する性能について高い評価を頂いております。
1 JR大阪駅と接続 歩行者デッキ開通
◆梅田西側エリアの回遊性を高める第一歩◆
「JPタワー大阪」とJR大阪駅を結ぶ歩行者デッキが11月1日に開通します。歩行者デッキの開通により、JR大阪駅からサウスゲートビルディングを経由し、梅田西側エリアへのスムーズなアクセスが可能となります。また、「JPタワー大阪」の南東広場(サンクンガーデン)側では、1階の歩道および地下1階の西梅田地下歩行者通路「ガーデンアベニュー」に接続します。
従来、JR大阪駅から梅田西側エリアへは、桜橋口付近の横断歩道および地下からのアクセスに限られていましたが、今回新たに歩行者デッキが誕生することで、JR大阪駅南側の2階レベルの歩行者ネットワークが繋がり、梅田西側エリアとの回遊性がますます向上します。さらに屋根があることにより、雨の日でも濡れることなく通行いただけます。
また、2024年には、JR大阪駅西口と直結する「JPタワー大阪」内の貫通通路(1階)が開通予定です。「JPタワー大阪」は、歩行者デッキをはじめとした歩行者ネットワークを構築することで、同建物および周辺のオフィスワーカーや商業施設を利用するお客さまなどの利便性を高めJR大阪駅周辺の更なる発展に向けて貢献してまいります。
■通行可能時間帯
JR大阪駅からのアクセスイメージ
「JPタワー大阪」側アクセスイメージ(詳細)
※上記の内容は今後変更する場合があります。
2 多様な働き方に対応した新時代のオフィスビル
◆「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」認証※1の最高位「Sランク」を取得◆
CASBEE-スマートウェルネスオフィス
「JPタワー大阪」は、10月16日に「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」認証の最高位「Sランク」を取得しました。これは、同建物が既に「CASBEE大阪みらい」認証※2の「Sランク」を取得していることと併せた評価です。
評価項目のうち、「レイアウトの柔軟性」、「運動促進・支援機能」、「動線における出会いの場の創出」、「高度情報通信インフラ(サーバールーム対応等)」、「耐震性能」、「設備の信頼性(非常用発電設備等)」等の25項目で最高評価のレベル5を獲得しました。
※1「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」認証:
「CASBEE-ウェルネスオフィス」認証と、建物の環境性能評価(CASBEE大阪みらい)を併せて認定される制度。
なお、「CASBEE-ウェルネスオフィス」認証とは、オフィス内で執務するワーカーの健康性・快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組を評価するツールであり、ワーカーの健康性・快適性に直接的に影響を与える要素だけでなく、知的生産性の向上に資する取組みや、安全・安心に関する性能についても評価する仕組み。
※2「CASBEE大阪みらい」認証:
CASBEE(建築環境総合性能評価システム)に基づき、大阪市の地域特性を考慮し策定した「建築物総合環境評価基準」により建物の環境性能を評価する仕組み。
■様々なレイアウトに柔軟に対応し多様なワークシーンを創出
基準階のフロアは西日本最大級の1フロア約4,000 ㎡(約1,200坪)の貸室面積を誇ります。最大72分割可能な空調システムを採用しているため、柔軟なレイアウトが可能です。最小貸付面積は約130㎡(約40坪)で、小規模オフィスのニーズにも対応します。また、フロアの一部には給排水設備を設置可能であり、カフェのような水回りを貸室内に作ることで、オフィス内でカジュアルなコミュニケーションの活性化を図ることができます。
■生産性向上・多様な働き方をサポート
心身ともにリフレッシュできる環境づくりとして、オフィスサポートフロアにはフィットネスジム等の様々なサポート機能を配置し、オフィスワーカーの多様な働き方を促進します。
また、ダイニングからつながる屋上庭園は自然と歩きたくなるような開放的な空間となっており、ワーカー同士の交流の促進や、憩いの場を提供します。
さらに、オフィスワーカー専用のダイニングやコンビニ等では、健康に配慮した食事メニューを取り入れるなどオフィスワーカーのウェルビーイングに貢献します。
評価項目「給排水設備の設置自由度」 (貸室内カフェ設置イメージ)
評価項目「動線における出会いの場の創出」 (屋上庭園)2)
3 建物概要
・建物名称 : | 「JPタワー大阪」 |
・所在地 : | 大阪府大阪市北区梅田三丁目2番2号 |
・敷地面積 : | 約 12,920㎡ |
・延床面積 : | 約227,000㎡ |
・事務所貸室面積 : | 約 68,000㎡(約20,570坪) |
・商業施設貸室面積: | 約 16,000㎡(約 4,840坪) |
・高さ : | 約188m |
・階数 : | 地上39階、地下3階、塔屋2階 |
・用途 : | オフィス、商業施設、ホテル、劇場 |
・竣工時期 : | 2024年3月(予定) |
・事業者 : | 日本郵便株式会社 |
西日本旅客鉄道株式会社 | |
大阪ターミナルビル株式会社 | |
株式会社JTB | |
・プロジェクト管理: | 日本郵政不動産株式会社 |
・施設開業時期 : | 2023年11月1日 オフィス利用開始 |
2024年3月27日 劇場「SkyシアターMBS」開業(予定) | |
2024年7月 商業施設「KITTE大阪」グランドオープン(予定) | |
2024年夏 ホテル「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection」開業(予定) |
フロアマップフロアマップ
【掲載写真】
1)「歩行者デッキ」及び2)「屋上庭園」: 撮影 伊藤 彰/アイフォト(PHOTO Akira Ito / aifoto)