戦国武将・真田幸村と父・昌幸の屋敷跡とされる真田庵

戦国武将・真田幸村と父・昌幸の屋敷跡とされる真田庵

宗教法人善名称院

真田ファン有志により修繕プロジェクトが始動。修繕費用は寺院初の試みであるクラウドファンディングに挑戦中!

今を遡ること400年ほど前、現代の大阪の地で戦国最後の戦い「大坂の陣」が行われました。

徳川軍が過去2度の戦に敗れ、家康がもっとも恐れていた一人の武将が豊臣家の招きに応じ大坂城へ入城します。

その武将は、後世で日本一の兵と呼ばれるようになった「真田幸村」です。その「真田幸村」が関ヶ原の敗戦後、父昌幸とともに蟄居を命じられた地がここ九度山なのです。

屋敷跡とされる今の真田庵にある真田昌幸・幸村の供養塔である宝篋印塔等は、「真田安房守昌幸墓地」として昭和55年に九度山町の町指定文化財となり、境内そのものも「真田屋敷」と呼ばれ「真田屋敷跡」の主要部分として昭和51年に和歌山県指定文化財に認定されています。この歴史ある真田庵を後世に繋ぎたいとこの度真田ファン有志とともに修繕プロジェクトを始動しました。修繕費用は、READYFORにて2023年11月10日よりクラウドファンディングの挑戦をはじめます。募集期間は2023年11月10日〜2024年1月8日。
https://readyfor.jp/projects/sanadaan

クラウドファンディング概要

【プロジェクト名】真田庵修繕プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/sanadaan
【実施期】2023年11月10日(金)~2024年1月8日(月)
【目標金額】5,000,000円
【返礼品】限定御朱印をはじめ真田ゆかりの返礼品

※このプロジェクトはAll or Nothing形式です。
実行者は目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取ることができます。支援総額が目標金額に達した場合に限り、クラウドファンディングが達成したものとして取り扱われます。

真田庵HP:https://www.kudoyama-kanko.jp/midokoro/spot01.html

戦国武将・真田幸村と父・昌幸の屋敷跡とされる真田庵

真田庵善名称院
和歌山県九度山町にある高野山真言宗の寺、真田庵は正式には善名称院と言い、寛保元年(1741)に大安上人が、真田昌幸の庵跡と伝承のあるこの地に地蔵菩薩を安置した一堂を創建したのが始まりとされています。

江戸時代後期の紀州に関する文献「紀伊国名所図絵」にある真田庵は、現在と大きく変わっていません。

真田昌幸・幸村の供養塔である宝篋印塔等は、「真田安房守昌幸墓地」として昭和55年(1980)に九度山町の町指定文化財となり、境内そのものも「真田屋敷」と呼ばれ「真田屋敷跡」の主要部分として昭和51年(1976)に和歌山県指定文化財に認定されています。

戦国武将・真田幸村と父・昌幸の屋敷跡とされる真田庵

本尊に延命子安地蔵菩薩を祀り、かつてはお地蔵さんとして賑わいをみせたこともあったそうです。

春には町の花であるボタンが咲き乱れ、紀州九度山真田まつりでは武者行列のゴール地点として賑わいをみせています。

真田庵の本堂の向かい側には石の鳥居の奥に、真田昌幸・幸村・大助の三代の御霊を真田地主大権現として祀っています。その後、稲荷大明神、金比羅大権現、天満宮、住吉大社も境内に加えて建てられました。蟄居していた屋敷跡に建てられたと伝えられることから、境内にある五輪塔が真田昌幸の墓所とされています。

戦国武将・真田幸村と父・昌幸の屋敷跡とされる真田庵

真田庵の現状とこれから
こうした歴史と、貴重な文化財の数々を守り続けてきた真田庵ですが、経年により破損劣化しており、再建から166年が経過した本堂においては抜本的な改修が必要となっています。老朽化の影響だけでなく、近年の暴風雨被害による雨漏りや、冬には風雪の寒さに晒されています。土塀も含めて修繕を行わなければ、いずれ倒壊してしまうおそれがあります。

戦国武将・真田幸村と父・昌幸の屋敷跡とされる真田庵

そこで、土塀工事と本堂の一部の修繕工事を計画しております。和歌山県の文化財のため大きく形を変えることは許されず、現在の形を保つという条件で修繕工事の許可が下りました。

九度山町の大切な観光資源である真田庵には、真田父子を慕って全国各地より訪ねて来られる観光客もおられます。安心してご参拝していただくためにも、この度は土塀修繕に重きを置きたいと思います。また、本堂の建具は雨戸等がない為、経年劣化による汚れや痛みが激しく風雪に晒されています。ガラスも薄く防犯面でも心配が残ります。この建具を現在の形を保ちながら新しい建具に替えたいと思います。

修繕費用は約1200万円かかると予想されています。所有者であるお寺の負担金をどうやって捻出するか悩みはつきませんでした。そんな時、クラウドファンディングを知りました。クラウドファンディングを通じて私たちを知っていただきながら、真田ファンをはじめ皆様のお力を賜りたく存じております。

そして、後世に繋げるためにも、より広くご賛同いただける皆様方とともに真田庵を護っていきたいと思います。
どうぞ一人でも多くの方がこのプロジェクトを知っていただき、真田庵のもとに集ってくださるとありがたいです。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

【寺院概要】

寺院名:宗教法人善名称院(通称:真田庵)
所在地:和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
代表住職:渡部恵光
HP:https://www.kudoyama-kanko.jp/midokoro/spot01.html

【事務局概要】

事務局名:真田庵修繕プロジェクト事務局
所在地:和歌山県伊都郡九度山町下古沢244-14
代表:折原 収
メール:omsknet@yahoo.co.jp
電話:090-2108-7133

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