水都大阪 ホッとなニュース＆ブログ
新大阪駅で、新幹線からの乗り換え口を通って、JR在来線側のコンコースにやって来ると、とても親切に「大阪駅へは７・８番のりばが便利」と書かれています。しかし、よく見ると、３番線からも大阪駅には行けます。『どうして３番線から電車に乗って大阪駅に行っては行けないの？』 そんな風に思った方は、是非、この記事を読んでみてください。
新幹線側から在来線側にやって来ると、必ず目に留まるように、「大阪駅へは７・８番のりばが便利」「７・８番のりばから発車する全ての電車が、次の大阪駅の停まります。」と書かれています。
その隣にも、「大阪環状線、各社私鉄（阪急電車・阪神電車）など 大阪駅で乗換える場合、７・８番のりばの電車が便利です。３番のりばの電車で大阪駅に行かれた場合、乗り換えに１３分程度を要します。」と念押ししています。
でも、何か気になりますよね。そこまで言われると、３番のりばから大阪行きに乗ったら、一体、どんなひどい目にあうのか。おおさか東線に乗ったら、本当にダメなんだろうか？ と。
改札コンコースから、ホームに下りるエスカレーターの前にも、ちゃんと書いてくれています。「大阪駅で環状線などの乗換えは、７・８番のりばからご乗車ください」と。さっきは、「便利です」と遠回しな言い方でしたが、ここでは「ご乗車ください」と言い切っています。
そこまで言われると、逆に、乗ってみたくなるのが人の心理なのかもしれません。笑
覚悟を決めて？ ３番ホームにやってきました。
１６時２２分発 普通・大阪行き（おおさか東線）に、乗ってみます。新大阪駅から大阪駅までは４分です。さすがに、ここで特急には乗りません。
定刻通りに、電車がやってきました。
大阪行きの先頭車両は、クロスシートです。
運転手さんに迷惑をかけないように、進行方向を見学させていただきます。
新大阪駅を出発しました。こんな日に限って、外は雨。（さすが、雨男）
しばらくは、JRおおさか東線の線路（右側）とJR京都線の線路（左側）が並んでいます。
正確には、おおさか東線だけではなく、「特急くろしお」と「特急はるか」も通る線路です。
新大阪駅を出発して、しばらく経つと、淀川を渡ります。
淀川を渡り終えると、JR京都線はまだ直進しますが、JRおおさか東線は右に曲がっていきます。（昔の貨物線です）
阪急電車の線路をくぐります。
そのあと、左に曲がっていきます。
そして、電車は地下にもぐります。グランフロント大阪の西側あたりです。
しばらくして、電車は、大阪駅の地下ホームに到着します。
ここから、環状線・神戸線・宝塚線などに乗り換えるのは確かに不便ですが、東京駅の総武線の地下ホームほど遠いわけでもありません。
ここから、地下鉄・阪急電車・阪神電車に乗り換えるのも不便です。例えると、阪急電車の大阪梅田駅から、四つ橋線の西梅田駅に行くような感じです。（地元の人にしかわかりませんが）
ただし、グラングリーン大阪、うめきたグリーンプレイス、梅田スカイビルには、こちらの地下ホームのほうが便利です。そして、グランフロント大阪へは地下通路でつながっているので不便というわけではありません。
まだ、地元の人たちにとっても馴染みの薄い大阪駅の地下ホームですが、 うめきたエリアを目指す方は、あえて、新大阪駅の３番のりばから「おおさか東線」に乗って、こちらの地下ホームを利用してみてはいかがでしょうか。電車の本数が少ないので、時間に余裕がある場合に限りますが、距離的には使ってみる価値がありますよ。
