「おなら」と「エロマンガ」の広告を消したら、CPCもアクセス数も上がった話

「おなら」と「エロマンガ」の広告を消したら、ブログが生き返った話

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最近、AdSenseの収益がなかなか伸びないなあ…と感じる日が続いていました。
特に気になっていたのが、クリック単価(CPC)の低さです。1クリック数円とか、ひどい時にはCPC 3円という日もあって、「これじゃあいくらアクセスがあっても収益にはならないな」と悩んでいました。

そんな中、ある日ふと自分のブログをスマホで見ていると、やたらと目に付く広告があることに気づきました。


気になった2つの広告ジャンル


ひとつは、いわゆる「健康食品系」の広告。
なかでも**「おならが多い方へ」**といった直球ワードの広告が、妙にたくさん出ていました。
もうひとつは、電子書籍のエロマンガ広告。
露出度の高いキャラが大きく表示されていて、見た目のインパクトはあるけど、正直ちょっと下品な印象でした。

どちらも自分のブログの内容とは関係ないし、読者が見たときにどう感じるかを考えると、正直あまり出てほしくない広告でした。


思い切ってブロックしてみた


そこで、AdSenseの**「広告レビューセンター」**にアクセスし、
●「おなら系」「腸活サプリ系」などの広告主を個別にブロック
●「電子書籍(成人向け)」ジャンルの広告主も複数ブロック
●さらに、カテゴリ単位で「デート系」「健康食品」「成人向けコンテンツ」も一部非表示に設定

手間はかかりましたが、しっかり目視で広告内容を確認しながら、数十件ブロックしました。


ブロック後に起きた変化


まず目に見えて変わったのは、クリック単価(CPC)です。
ブロック前は1桁〜10円台ばかりだったのが、20〜40円台のクリックが明らかに増えてきました。

収益も少しずつ安定してきて、1日あたりのAdSense収益が上向いてきました。
また、同時にアクセス数もやや増加傾向に。SNSでのシェアも増え、直帰率が下がり、回遊率が上がってきたような感触があります。

もしかすると、以前は広告の見た目で読者が引いてしまい、すぐにページを閉じていたのかもしれません。


なぜこんな変化が起きたのか?


Google広告は、「CPCが高い広告が勝つ」わけではありません。
実際は、CPC × 品質スコアで決まる「広告ランク」という仕組みになっています。

「おならが多い方へ」みたいな広告は、見出しが目立つし画像が動くのでクリック率(CTR)が高くなりやすく、品質スコアが高くなる傾向があります。
そのため、たとえCPCが数円でも、広告ランクでは上位に来てしまい、ブログの広告枠が“安い広告”に占拠されていた状態だったと思われます。

ブロックしたことで、それらの広告が表示されなくなり、ようやくまともな単価の広告が入りやすくなったのだと思います。


読者の印象も良くなったかも?


特にスマホでの表示では、広告のビジュアルの影響が大きいです。
「ちょっとこの広告は見せたくないな…」と思うような内容が消えたことで、ブログ全体の清潔感や信頼性もアップしたのではないかと思います。

SNSやLINEでのシェアも、変な広告が出ていなければしやすくなりますよね。
結果として、読者の離脱も減り、自然とアクセスや回遊が増えたのかもしれません。


結論:広告レビューセンターは定期的にチェックすべき


AdSenseに任せっぱなしだと、意図しない広告が掲載され続けてしまうことがあります。
●CPCがやたらと低い
●サイトの雰囲気に合わない広告が多い
●なんとなく収益が伸びない

こう感じている方は、一度「広告レビューセンター」を見てみるのがおすすめです。
こちらの意に沿わない広告主やカテゴリをブロックするだけで、CPCやユーザー体験が改善される可能性は十分あります。


おまけ:設定ポイント


●AdSense管理画面 → ブランド保護 → コンテンツ → 広告レビューセンター
●「カテゴリのブロック」も併用すると効率的(例:「デート系」「成人向け電子書籍」「健康食品」など)
●ブロックした後も、2〜3日おきにチェックすると、類似の新たな広告が表示されてくることがあります

小さな調整でも、収益と読者体験に与える影響は大きいと実感しました。
気になる広告が出ている人は、ぜひ試してみてください。




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